2019年の9月に品川近視クリニック大阪梅田院でレーシック手術を受けてきました。レーシックをした時の私の体験談を書いていきます。
レーシックを考えている人は、私がレーシックをした理由、レーシック前の検査の体験談もチェック。
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私がレーシックした理由とそのお値段【レーシック体験談①】
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レーシックで視力改善、無料検査予約に行ってきた【レーシック体験談②】
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レーシック当日の流れ
手術の3日くらい前からコンタクトの使用は禁止。手術当日は化粧は禁止でした。
手術当日は、すっぴん・眼鏡でクリニックを受診。午前中にDNA検査、午後からレーシック手術を受けました。
当日の流れはこんな感じでした。
- アベリーノDNA検査
- 点眼麻酔
- 角膜フラップ作成
- フラップをめくってレーザー照射
- 角膜強じん化
- 少し休憩して帰宅
1、アベリーノDNA検査
午前中はDNA検査をしました。角膜変性症という、レーシック術後に角膜に起こる病気がないかを調べる検査です。この検査で問題がなければ、レーシック手術が受けられます。
クリニックの受付で綿棒と綿棒を入れるケースを渡されます。綿棒で口腔内の粘膜を何回かこすってケースに入れて受付で提出したら終了です。
この時に、手術の費用を支払いました。そして、手術の流れのパンフレットと目薬を渡され、次は手術の時間にまた来て下さいと言われます。
手術まで時間をつぶしている間にクリニックから、「DNA検査は問題ありませんでした。予定通りレーシック手術を受けられます。」と電話がありました。
2、点眼麻酔
手術の時間まで、近くのカフェで過ごしました。その間に渡されたパンフレットを読んで、目薬を言われた通りにさしていきます。
手術の時間が近づいてきたので、再びクリニックへ。
受付を済まし、待合室で、麻酔の目薬をさしながら手術の順番が呼ばれるのを待ちます。
名前が呼ばれ、手術室の待機場所で、スリッパに履き替え、髪の毛はネットをかぶされます。待機している間も、麻酔の目薬を何度かさします。
3、角膜フラップ作成
名前が呼ばれ、いよいよ手術です。
かけていた眼鏡は看護師さんに預け、看護師さんに手を引かれながら、手術室に入ります。
手術室は温度が低く寒かったです。カーディガンなど一枚羽織れるものを持ってきておくべきでした。手術が始まったら緊張で寒さなんて忘れてしまいましたけどね。
手術台に寝かされ、目をテープで固定され、頭が動かないように固定されます。
「では、始めますよ。」と、ドクターに声掛けされ手術が始まりました。
角膜のフラップを作成していきます。
まずは右目から機械が目に押し当てられ、見えているランプを見つめているように言われます。その間、絶えず目薬を入れられ続け、目の中が水でいっぱいって感じの状態です。
フラップを作成している間、痛くはないけど、目に機械が近づいてくるのが怖すぎてランプを必死で見つめて冷静を保つので必死でした。
4、フラップをめくってレーザー照射
フラップが完成したら、フラップをめくって、レーザーを照射していきます。
フラップがペラっとめくられる瞬間が分かります。レーザーを照射され、またフラップをペラっと元に戻します。
その瞬間から右目が見えるようになっていてビックリです。
右目が終わったら、今度は左目に同じ工程を繰り返します。工程が分かっているから、左目の方が気持ちは楽だったけど、早く終われって気持ちでいっぱいでした。左もフラップを閉じた瞬間から見えるようになりました。
看護師さんが「お疲れさまでした」と声をかけてくれて、やったー手術おわった!と思ったら、
「次の治療で終了ですよ。もう少しです。」と、まだ治療は続きます。もう少しの辛抱です。
5、角膜強じん化
レーザー照射が終わり、部屋を移動します。この時点で両目ともかなり見えています。
違う治療室に移動し椅子に座らされます。
ドクターが「もう少しですからね」と角膜強じん化の治療が始まりました。
また片目ずつ、ひたすら耐え、全ての治療が終了しました。
6、少し休憩して、帰宅
治療が終わり少しふらふらした状態で看護師さんに支えられながら、休憩室へ移動します。
「少し横になって休憩して下さい」と言われカーテンで仕切られた部屋でリクライニングチェアに横になって休憩しました。
完全にこの時、目が良く見えています。
麻酔がきいているのか、術後すぐは、全く痛みもしみる感じもなく、見えるようになっていて嬉しかったです。
しばらくし休憩して帰宅の許可が出たので、クリニックから渡された目を保護するサングラスをかけて帰宅しました。
レーシック手術当日、家に帰るまでが辛すぎた
「すごい、めっちゃ見えてる!」と思いながら梅田の地の長い通路を歩きます。見えてることが嬉しすぎて術後なのにすごくルンルンです。
しかし、だんだんと目がシパシパしてしみてきて、光がまぶしくて目も開けられない状態に。
家まで電車で1時間半、地獄でした。
途中、地下のショッピングモールを通らなくてはいけなかったんですが、どこを見ても眩しくて、目がしみて、目も開けられず、細目で通過。どこかで休むことを考えたんですが、どこにいても明るすぎて、眩しすぎて居られないため一刻も早く帰りたい。
電車の中も目がしみて、涙が止まらない状態に。
やっとの思いで家に到着。電気を付けると目が開けられないので、その日は電気消したまま暗闇で過ごしました。
夕ご飯も食べずに、目を保護するプラスチックのカバーを付けて早く寝ました。
レーシック手術翌日
朝、起きると目がしみて眩しいのは少しマシになっていました。
だけど、今度は、右目の奥の神経?がびりびりするような痛みが!
術後からの症状が辛すぎて、「レーシック失敗したのでは、後遺症出たらどうしよう、このままだんだん失明していくんじゃ・・・」とネガティブモード。
テンション低めですが、昨日と変わらず、目は良く見えています。
とりあえず、今日は手術翌日の診察があるので、身支度をし出かけました。
昨日、必死の思いで帰った道を、辛かったことを思い返しながら進みます。
クリニックで診察を受け、ドクターから「視力は1.2見えています。問題ありません。目が痛いのは術後なのでもう少し様子を見てください」と言われ目薬をたくさん渡されました。
視力が回復したのが嬉しい反面、目の痛みから後遺症の不安が半分といった気持でした。
診察に行ったついでに、長年連れ添った分厚い眼鏡をだて眼鏡に作り替えました。
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レーシック手術を受ける前に用意しておくべきアイテム
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術後1週間の症状
- 強い光、明るい部屋ではまぶしく感じる
- ハロー・グレアが見える
- 左目の奥がじんじん痛い
- スマホなど近くのものが見えない
- ピントが合いにくい
- 目が疲れる
術後1週間はこれらの症状がありました。
レーシック術後症状の代表、ハロー・グレアは夜渋滞した車のヘッドライトがいつもより光って見えて、距離感が分からなくなりました。町中のライトが強く光って見えるので、イルミネーションの中にずっといるみたいな感じです。ちょっと綺麗っと思ってハロー・グレアを体感しました。
術後に気を付けたこと
とにかく、後遺症が残るのが怖かったので、いろんなことに注意して過ごしました。
- 渡された目薬を時間通りに必ずさす
- 寝るときは目を保護するプラスチックを必ず付ける
- 保護メガネをかけて過ごす
- 目の周りは触らない
- 目に水が入らないようにする
- スマホ・パソコンを見ない
- できるだけ遠くの景色を見る
クリニックで渡された目薬は徹底して、寝るときのアイカバーも1週間は絶対つけて寝ました。
起きている間は保護メガネで過ごし、仕事の時は保護メガネはちょっとダサかったので、手術翌日に直しただて眼鏡をかけて行ってました。
目の周りは出来るだけ触らないように、化粧はアイメイクを控え、洗顔も拭き取りに。目に水やシャンプーが入るのも怖かったので、しばらく髪の毛は美容院で洗ってもらいました。
強すぎる光は眩しかったので、できるだけ、スマホ・パソコンを見ないようにして、遠くの方を見るように過ごしました。
レーシック1週間後
レーシック手術から1週間後、診察にいってきました。
視力検査では1.2!良く見えています。人生でこんなにも目が見えているのは小学生ぶりです。
レーシックから1週間たった症状はというと、
- 強い光、明るい部屋でのまぶしさはなくなりました
- ハロー・グレアはまだうっすら見える
- 左目の奥の痛みは、時々まだある
- スマホなど近くのものは見えにくいが術後よりはましに
- ピントはまだ合いにくい
- PCやスマホを見すぎると目が疲れやすい
- ドライアイ
といった感じです。
術後より、眩しさや痛みは良くなりました。術後1週間はレーシックをして少し後悔もあったけど、だんだんと不快な症状は改善しました。
レーシックをした結果
- 視力改善、今まで見えてなかった遠くのものがよく見える。
- 毎日のコンタクトの扱いにかかっていた時間がなくなり、時短になった。
- 旅行時のコンタクトや保存液の準備不要!あ、忘れたっていう心配がない。
- 長距離バス・飛行機でコンタクト・メガネのつけ外し問題がなくなった。
- コンタクトをしないので目の異物感から解放された